シチリアの田舎の小さな港を訪れた時、岸壁に車や人が群がっていた。みんな船が着くのを待っており、小さな船が着くと競りが始まり、漁師が相対で決めてゆく。
レストランのオーナーが買い終わり残ったものを大きなトラックに乗ってきたスーパーか魚屋が買ってゆく。すごく合理的に思えた。30分もしないうちに10隻ほどの商いは終わった。
パレルモの公設市場に入れてもらった。見たこともない野菜や果物が沢山あった。驚いたのは、柿みたいな形をした桃があった。いくつかもらい食べた。まさしく肌と味は桃だった。
フランスもそうだが、冬でも生鮮野菜の種類が多い。多様な民族性の所為だろうか、地域性か、見ていて飽きない。